03月31日 |
桜と競う?! キランソウ 宮代町の散歩道
|
桜は暖かな春の陽射しを受けて開花する。
でも、その陽射しを待っているのは桜だけではない。
野を見ると様々な草花が芽を出し花を開かせる。
ある意味、競い合うように、いや、ハーモニーを奏でるように。
その一番手が、先に紹介したノウルシ。そして、今日紹介するキランソウ、別名「ジゴクノカマノフタ」。
別名はおどろおどろしいが、花そのもは小さく、土にへばりつくように咲くので、よほど気をつけていないと見過ごしてしまう。
この花のほかにも続々と桜に挑戦する花が現れる。
この季節の散歩は上を見たり、下に目をやったり、なかなかに忙しい。
|
03月30日 |
気づかうソメイヨシノ?! 4月2日に「桜市」開催 宮代町の散歩道
|
開花宣言してから1週間。宮代町のソメイヨシノはまだ満開に至っていない。
4月2日に開催される、宮代町の春を楽しむ一大イベント「桜市」の開催に開花を合わせようと気を遣っているようにも見える。
今年のソメイヨシノは開花から満開まで長いという特徴のほかに、木によって開花のスピードがかなり違うということ。
樹によってはほぼ満開はもうずぐというものもあれば、まだまだ1分にもなっていない開花宣言状態のものまである。
一斉に満開を迎える壮観なソメイヨシノが見られるかどうか、今後の天候次第という面もありそうだが、例年とはかなり違った展開も予想されるような状況のようにも思われる。
ともかく、宮代町の「桜市」会場付近は満開のソメイヨシノが見られそうなので、ぜひ、足を運んで隠れた桜の名所・宮代町をご堪能あれ。
桜市の詳細については宮代町公式HP「電脳みやしろ」をご覧ください。
|
03月29日 |
惑わせる蜜の味 メジロ 宮代町の散歩道
|
桜の開花は宣言されたが、なかなか満開までには至らない。
自然の気まぐれ、それについていかない人間たち。
そうした人間は、花がまだちらほらの桜の木の下で気の早い花見(という名目の飲み会)を行ったり、開花の進み具合にやきもきしたり・・・。
でも、鳥たちは「ソメイヨシノがだめなら他の桜をさっがせばいい」とばかりに、枝垂桜や早咲きの桜に群がる。
冬の間は、あまり出会うことのなかったメジロもやってきた。
嘴を花粉で黄色に染めながら、蜜を求めて花から花へ、アクロバッチクな恰好を披露する。
甘い蜜の味は何にも代えがたいのか、カメラを向けても、知らぬ顔。
蜜の味は人間もだが、鳥たちも惑わせる力を持っているようだ。
|
03月28日 |
確認しよう オオジュリン 宮代町の散歩道
|
川沿いを散歩していると、ヨシに鳥が。
スズメだと思ったが、確認のためカメラを向けてみた。
よく見るとオオジュリンのようだ。
宮代町では初めてあるいは久しぶりの出会いということになるのだろうか。
たぶん、以前からいたのだろうが「スズメだ」と決め込んで通り過ぎていたのだろう。
鳥を見に遠くに出かけると、どんな鳥がいるのかわからないから、スズメと思っても確認を欠かさない。
だが、散歩道の鳥は・・・。
思いこまず、確認が大切なようだ。
|
03月27日 |
何を食べてんの キジのお食事 宮代町の散歩道
|
宮代町の里をキジが平気で歩く姿をよく見かけるようになってきた。
自然があるというべきか、悩ましい状況になりつつある。
で、今日も畑の残滓を求めているキジに出会った。
ところが、本日は奇妙なものを発見したようである。
「がぶり」とやっては見たが、違和感があるようで、放す。
「何かの罠か」と、カメラを構えた私をジロリ。
意を決して再びガブリ。
何事もなかったかのように立ち去った。
|
03月26日 |
「桜には負けられません」? ノウルシ 宮代町の散歩道
|
ソメイヨシノと競い合うように野に咲く花・ノウルシが花開き始めた。
絶滅危惧種なので、埼玉県内には保護されたり、人が立ち入らないようにしているところもあるようだが、宮代町のそれはまさに自然児。
散歩道のわきに群生し、中には事情を知らない散歩の人の犠牲となるものもある。
それでも毎年群生地を少しずつ広げているように思われる。
土地の条件が合えば、野の花は子孫を増やせる。
その条件を人間が変えなければいいだけのことである。
ところが、保護の名のもとに妙に手を入れたり、条件に合わない場所に移動したり、なかには「見せる」ために無理を強いたり・・・。
この風景がこれからも続くことを願う。
|
03月25日 |
カラスよどこに行った スズメノエンドウ 宮代町の散歩道
|
昨日紹介したコバナキジムシロは、花びらが萼片より小さいというなんとも省エネな小さな花であった。
本日紹介するスズメノエンドウは花全体としては非常に小さく、野のどこにでもある草という割には花をじっくりと見たことがないという人も多いんではないだろうか。
花は小さいが、コバナキジムシロのように手抜き(?)はしておらず、エンドウ豆の花を小さく小さくした精巧なミニ版の花である。
花全体が小さいのだから、ここまで精巧に作らなくてもと思うほど、念入りに作られている。脱帽である。
だが、こんなに正道を歩いているのに、人間、いや植物学者らのなんとも冷たいこと。
スズメノエンドウという名は、カラスノエンドウに対して小さな花であるところからつけられたもの。
カラスとスズメほどに大きさが違うといった意味であろう。余談だが、カラスとスズメの中間というものも存在して(カ)ラスと(ス)ズメの間(マ)といことでカスマグサという。
ところが最近、植物学者の間ではカラスノエンドウという名前ではなくヤハズエンドウという名前を使うのが主流らしいのだ。
カラスノエンドウの名がなければスズメノエンドウの名はどうなる。カスマグサは???
どういった理由があるのかはわからないが、なんとも不思議な世界である。
|
03月24日 |
美しいだけが花じゃない コバナキジムシロ 宮代町の散歩道
|
桜の美しさが目を引く時期になってきたが、田の畔を見ると健気に咲く花も多い。
虫を呼んだり、風に乗せるために工夫したりと、花たちは子孫を残すためにいろいろな策をめぐらす。
閉鎖花のように花が開かずに種を作るものもあるが、大体は綺麗に見せたり着飾ったり・・・。
でも、中には必要最小限のものでおまけ小さくして済まそうというものもある。
その代表格の一つが、このコバナキジムシロ。
農耕雑草の嫌われ者(帰化植物)である。
他の花たちが大切にする花びらを「なくてもいいんだが、まあ付けとくか」といった感じで、小さいことこの上ない。虫眼鏡で見ないとよく見えないほど。
これでも、嫌われ雑草となっているのだからその繁殖力は強いと言わざるを得ない。
花びらが綺麗でも実を結ばない花、花びらをけっちっても繁殖力旺盛な花。花の世界は人間の常識を超えたところにあるのかもしれない。
ウスジロカントウタンポポの氏素性は全く不明。悩ましきタンポポの世界である。
|
03月23日 |
悩ましきタンポポ ウスジロカントウタンポポ?! 宮代町の散歩道
|
桜の開花を確認しようと、上ばかり向いて散歩している間に、野はタンポポやオオジシバリなど黄色い花がにぎやかになってきていた。
タンポポといえば、黄色い花。シロバナタンポポもあるにはあるが、どことなくタンポポとは違う存在のように扱ってしまう。
それほど黄色が強烈ともいえるのだが・・・・。
宮代町の野にはなんとも中途半端なタンポポが存在する。
花の外側は白く(ウスジロ)で中央部はタンポポの黄色。葉っぱはむろんタンポポ。
シロバナタンポポも外は白くて中心部は黄色。でも、シロバナタンポポは総苞片が若干暴れるのに対して、このタンポポは在来タンポポのように反り返らない。
東北地方にはオクウスギタンポポというのがあるらしい(宮代NOWは未見)が、ネット検索などで見ると若干違うような・・・・。
ということで、勝手にウスジロカントウタンポポと呼んでいるが、さてさて・・・・。
ウスジロカントウタンポポの氏素性は全く不明。悩ましきタンポポの世界である。
|
03月22日 |
宮代町のソメイヨシノ開花宣言状態に 昨年より4日早く 宮代町の散歩道
|
宮代町のソメイヨシノは22日、開花宣言状態となった。
公式に開花宣言を行う機関がないため、宮代NOWが独自観察して開花状態を確認したもの。
この開花は、昨年より4日早く、暖冬の影響が開花にも見られたものと思われる。
なお、宮代NOWが観察した2008年からの宮代町のソメイヨシノの開花は次の通り。
2008年 3月25日、
2009年 3月20日、
2010年 3月21日、
2011年 3月30日、
2012年 4月01日、
2013年 3月18日、
2014年 3月26日、
2015年 3月26日、
2016年 3月22日。
|
03月21日 |
宮代町でソメイヨシノが開花 明日には開花宣言へ 宮代町の散歩道
|
東京のソメイヨシノの開花が宣言された21日、宮代町でもソメイヨシノの開花が確認された。
ただ、確認できたのは1輪のみ。
花びらが開き始めた推定開花も数輪確認できるところから、明日には開花宣言レベルに達しそう。
「桜の開花はまだかいな」と上を見上げながら散歩。
枝先を一つひとつ確認していると、シジュウカラがやってきて、同じように確認作業。
シジュウカラを目で追っていると、一輪のソメイヨシノという次第。
|
03月20日 |
宮代町のソメイヨシノ開花へ秒読み 早ければ一両日中か 宮代町の散歩道
|
桜の隠れた名所・宮代町のソメイヨシノがいよいよ開花秒読み態勢に入ったようだ。
全体には、まだ蕾が大きく膨らみ開花までにはもう少し時間が必要なようだが、先走りの蕾はピンクが大きく顔を出し、いつはじけてもおかしくないような状態のものも。
桜の開花はこの状態から気を持たせることもままみられるので、今後の天候次第ではあるが、早ければ一両日にも開花の報が出せそうな気配も。
ソメイヨシノの開花にあわせて、宮代町では桜を愛で・町民の融和を図り、町外の人との積極的な交流を促進する「桜市」を4月2日に開催する。
また、先陣を切って20日開花した枝垂桜をはじめとして園内に多くの桜を有し、ソメイヨシノ、八重桜などと長い期間花見が楽しめる東武動物公園では、3月26・27・4月2・3日の計4日間、 開園35周年チャリティー企画第1弾『夜桜まつり』開催する。
東武動物公園では夜桜まつり開催日は17:00以降の入園料は「1円からの募金でOK!」としている。
寄せられた募金は、岩手県陸前高田市内約170キロにわたり桜を植えるプロジェクト「桜ライン311」の活動に役立てられるとも。
|
03月19日 |
あわや、ヒグマとオットセイがにらみ合い?! 大迫力の「新ヒグマ舎(ヒグマの森)」がオープン 東武動物公園
|
オットセイとヒグマがにらみ合い。
ヒグマがオットセイを威嚇するように立ち上がる。
そんなヒグマの大迫力を間近に見られる新しいヒグマ舎が19日、東武動物公園にオープンした。名付けて「ヒグマの森」
ヒグマをガラス越しに目も前で見ることができ、様々な仕掛けが施された「ヒグマの森」。東武動物公園が開園35周年を記念して建設したもの。
オープンの19日は、あいにくの雨となったが、その迫力を一日でも早く味わいたいという来園者が新クマ舎前に多く訪れ、オープンセレモニーの時には150名ほどが傘をさしてクマ舎前に並んだ。
ヒグマが新クマ舎に現れると、来園者は大興奮。目の前をヒグマが通ると悲鳴にも似た歓声が上がるほど。
春休み、必見の「ヒグマの森」である。
|
03月18日 |
春だよ、伸びをしよう ツクシ 宮代町の散歩道
|
野は春。
まだ寒い早春に芽を出したツクシが大きく背を伸ばし、太陽の光をいっぱいに受けている。
そのツクシを写真に収めるためには、背をかがめ顔を地面に擦り付けなければならないが・・・・。
一番いいのは腹這って、見上げたい。
でも散歩道での腹這いは、犬の落とし物などがあって無理。
写真を撮り終わったら、ツクシと一緒に大きな伸びをして、春の空気をいっぱいに・・・(花粉症の身にはそれも・・・)。
春はいろいろと難しい。
|
03月17日 |
一気に膨らみ増す ソメイヨシノ 宮代町の散歩道
|
17日の宮代町地域は昨日よりも8.6度高い21.0度(久喜アメダス)と4月下旬並みの暖かさとなった。
陽射しも強く、暖かいというより暑いくらいの日中となった。
この気候に敏感に反応したのが、開花に向けて満を持していたソメイヨシノ。
一気に蕾がふくらみ、はじけるもの多数。
中にはピンクが顔をのぞかせているものもあり、このまま進めば、1週間弱で開花といったものも見られるのではといった気配。
|
03月16日 |
ネタに困ったら カワセミ 宮代町の散歩道
|
「記事のネタに困ったら動物園」という言葉があるそうな。
動物園に行けば、子どもから大人まで、関心を集めそうな動物の何らかの動きがあるから、空いたスペースを埋める記事ができるということだそうだ。
そうそう、動物園といえば、東武動物公園の人気者ホワイトタイガーのリーフ(2015年1月25日誕生)が3月10日、消化管機能不全による肝不全のため亡くなったという。合掌。
話がそれたが、このところ桜の開花に向けての観察を強化しているため、散歩も桜が中心。よって、このブログもネタ不足。
そうしたネタ不足を補ってくれるのがカワセミ。
「あそこでカワセミ見たよ」「こっちを飛んでいたよ」などの情報を寄せてくれる散歩仲間が多くなった。
その情報をありがたく利用させていただいて、この日もカワセミの姿をゲット。
|
03月15日 |
月も気になる?? 桜の開花はいつ 宮代町の散歩道
|
久しぶりの太陽。暖かさが戻ってきて、桜の開花が進むのではないかと観察に出かけてみた。
月も同じ気持ちなのか空に居残って(?)桜の枝先に目をやっている様子(ほんまかいな)。
でも、今日は冷たい北風がかなり強烈、加えて、これまでの冷たさもあって思ったほど桜の蕾は膨らんできていない。
だが、よく見ると、つぼみの先の帽子が突き破られたもの多数。
通常なら、この状態からだと、暖かければ1週間ほどで開花となるが、今年は、つぼみの膨らみが小さいのに、先っぽの帽子を突き破っているものが多いように感じられる。
だから、例年のような開花スケジュールで進むのかどうか、見守るしかないように思う。
|
03月14日 |
どこかが違った今冬の鳥撮り アトリ 宮代町の散歩道
|
今日は一日雨。散歩も見送り。よって、ネタがないので、今冬の鳥撮りを振り返って・・・。
今冬は、いつもとは違ったという印象が強い。どこが違うのかと問われれば、明確な答えは出せないが、どこか違う・・。
いつもは見られる、アトリのような鳥にほとんど出会えなかった。
その代わり、水鳥たちは相変わらず活発。
小さな川にも大型の水鳥たちがやってきて餌をつばむ。カワセミも比較的多く行き交う。
自然なのだから、毎年、変化するし、変化しなければ逆におかしいということは言えるのだが、どこか、動きが変わった感じがする。
|
03月13日 |
春ですかね?春ですよ! ノウルシの芽吹き 宮代町の散歩道
|
野では様々な春の花たちが芽吹きを始めている。
中でも、群落を作って、そろって背を伸ばすノウルシの姿は、春の本格的な到来を感じさせる。
とはいっても、今日の宮代町地域は8.1度(久喜アメダス)までしか上がらず、冬の装備での散歩。
こういう時に、ノウルシの芽吹きに出会うと元気をもらったようで、春だぞという気持ちになってくるから不思議だ。
ノウルシは、絶滅危惧種のあげられているが、宮代町ではまだ散歩道の傍らで見ることができる。
仰々しく「絶滅危惧種がありますよ。保護していますよ」と声高に言うのではなく、散歩道でなんの囲いもなく出会える、自然と共存する宮代町ならではである。
|
03月12日 |
私はだれでしょう ニセカントウタンポポ(仮称) 宮代町の散歩道
|
タンポポの世界あは魑魅魍魎、何が何やらわからなくなってきていると、以前に書いた。
それでも、セイヨウタンポポは総苞片が反り返っていて、二ホンタンポポは総苞片が反り返っていないというのが、見分けのポイントでわかりやすかった。
ところが、このタンポポの出現で、その「常識」も危うくなった。
関東地区に多く見られ、総苞片が反り返っていないのだが、どことなく日本のタンポポとは違うのではないかとの感じを抱かせるタンポポ。
そう思わせる要因の一つが総苞片の色。何しろ濃くて自己主張が強い感じ。宮代町では20年くらい前から見られ、一時は爆発的に増えた。
ニセカントウタンポポとの仮名がつけられ、外来種だろうということだが、その正体は明らかでない。
タンポポの世界は、混とんとして来ているように思われる。
|
03月11日 |
生存権を主張 杉 宮代町の散歩道
|
この季節になると、最も毛嫌いされる花(?)の一つ。
でも、毛嫌いしていてばかりで、その主の主張を聞かない、というのでは偏向情報になってしまう。ということで、現場に出かけてみた。
いやー、すごいですね。ぷっくりと膨らんで、ここから、数えきれないほどの毛嫌い・健康を害する元が飛散される。
毛嫌いされている主、スギ花粉にインタビューした。「飛散しなければ、俺たちの子孫は途絶えてしまう」と、生存権を主張。
「俺たちのマイナスばかり喧伝するが、俺たちのために儲かっている人も多い。その経済効果は大きいはずだから、経済至上主義の皆さんには歓迎されてしかるべきです」
「だって、あんなに飛散させるかもしれない装置を、経済効果が大きいって、推進しているではありませんか」
「俺達には厳しい。あっちには寛容。俺たちは目に見えるが、あっちは目に見えないからいいということ?」「まあ、俺達は金も出せないし、スポンサーになれないからかなー」
|
03月10日 |
野のスミレも顔をを出す ノジスミレ 宮代町の散歩道
|
暖かかったり、寒かったり、「どうすればいいんだ」と迷ってしまうが・・・。
草花たちは確実に春の足音を聞いているようで、「目先の変化なんて関係ない」と動き出している。
今日も散歩道には、ノジスミレが花を咲かせていた。
「こんなに寒いのに」「場合によっては雪が降ることもあるらしいぞ」といっても、聞くはずもない。後戻りなんてできない。
隣には、開花しようかどうか迷っている株も。
|
03月09日 |
「私のことも忘れないで」 モモ 宮代町の散歩道
|
モモの花が美しい時期となってきた。
だが、必死に咲いている割には注目度は低い。
三人兄弟の次男坊の悲哀と言ったらいいのだろうか、かなり寂しい扱いを受けることが多い。<
長男の梅は「春の訪れはまだか、ほら咲いた」ともてはやされ、三男の桜は「花見の宴」まで催して歓待される。
それに比べて、モモは・・・。
「桃の節句」でお祝いをしてはくれるが、どちらかというとモモは添え物。おまけに、新暦の3月3日では気候によっては開花さえもおぼつかないことも。
「私のことも忘れないで」との桃の叫びが悲痛に聞こえてきそう。
ただ、茨城県古河市の古河総合公園など桃の名所では根強い人気があるのもまた事実。
|
03月08日 |
ソメイヨシノ動き出す 昨年と同ペース? 宮代町の散歩道
|
8日の宮代町は20度超えの20.9度(久喜アメダス)、4月下旬並み。
今年最高?かと思ったら、上があった。約1か月前の2月14日に21.3度記録している。それが今年の暖冬のすごいところ。
この暖かさ、ソメイヨシノが動き出したかどうかチェックする必要があると、桜の木を見て回る。
今年のソメイヨシノは、樹によって、ばらつきが大きいようにも思われる。
全体に言うと、つぼみは小さいが、先端部分が動きだしているものが多く、そんなに焦らなくても、じっくりと太ってから動き出しててはと、心配したくなるようなものもある。
暖冬下での桜の開花、専門家でないのでわからないが、花芽分化などどうなっているのだろうと思う。
定点観察のソメイヨシノは、今のところ昨年とほぼ同じペースのように見えるが、予断を持たずに観察を続けていきたい。
「あら、いやだ」と目をそらさないで、縁起の良い白蛇の運(ち)ですよ。
|
03月07日 |
縁起の良い運(ち) ビルマニシキヘビ 東武動物公園
|
東武動物公園には縁起の良い白蛇がいる。
蛇がちょっと苦手な宮代NOWだが、硝子窓の向こうにいるので、通りかかるとよく覗いたりする。
ところが、この日はいつもと違っていた。
春になって、いよいよ活動を本格化させようと長々と伸びをしているのかと思ったら・・・。
あらら、もしかしておトイレ中。
失礼とは思ったが、見たことがなかったので、カメラを向けさせてもらった。
水の中に、大きくて長いものを一本。
このフン、水よりも軽いようで、プカリと浮かぶ。
「あら、いやだ」と目をそらさないで、縁起の良い白蛇の運(ち)ですよ。
|
03月06日 |
「クマになりたい」 東武動物公園で新クマ舎が完成 宮代町の散歩道
|
完全防犯設計(窓ガラスは19mm厚ペアー構造、幅2.4m、高さ3m、侵入・破壊不可!)、屋内プール付き、総面積約200平方メートル。建設費は推定1億6千万円。
そんな新居がこのほど、東武動物公園に完成、6日、内覧会が行われ、大勢の見学客が訪れた。
この、新居の主はヒグマのイナオ(オス)とアヤメ(メス)の2頭。豪邸の名前は「ヒグマの森」。
体長2m超、体重250kgという大きなヒグマを、間近に全身をガラスビューで楽しんでもらうため、東武動物公園が開園35周年を記念して建設を進めていた。
クマさんが新居に入居する前に、来園者にもクマの気持ちになってもらおうと内覧会を開催したもの。
6日は「クマになりたい」という人が大勢訪れ列を作ったため、内覧会のスタート時間をちょっと早めたほど。
新居は、来園者にヒグマの生態を見て・知ってもらうための様々な仕掛けを用意しており、東武動物公園の新たな人気スポットとなりそう(「俺はどうなるのだろう。人気維持できるかな」とホワイトタイガーはちょっと敵愾心を燃やしている様子)。
なお、内覧会は来週13日にも行われる予定なので、体験したい人はどうぞ。
クマの入ったところを見たいという人は、3月19日に新クマ舎「ヒグマの森」がオープンする。
|
03月05日 |
今日も花見 満開の桜 宮代町の散歩道
|
今日の散歩道は、お正月に咲きだしたあわてんぼーの桜。
寒さの到来に伴って、開花を中断していたが、ここにきて、暖かさに誘われるかのように一気に開花。
満開の桜となった。
茣蓙でも敷いて、花見の宴としゃれこみたいほどの美しさ。
アップで見ると、雪や霜の影響を受けて、傷んでいる花びらが多くみられるが、遠景で見る分には・・・。
さてさて、本命のソメイヨシノはいつ開花するのだろう。宮代町の桜市も4月2日開催と決定したようだし、そろそろ定点観察も本格化させなくては・・・。
|
03月04日 |
馬の上から花見 東武乗馬クラブ&クレイン 宮代町の散歩道
|
この時期の散歩の楽しみの一つは、新しい桜スポットの発見である。
思いがけないところが、ピンクの霞で明るくなり、見慣れた情景が一変する。
特に最近は、ソメイヨシノだけでなく、寒桜系の早咲き桜を植えるところが多くなり、思いがけない喜びをもたらしてくれる。
今日も、春の陽気に誘われてぶらりぶらりと散歩していると、ピンクの花が・・・。
いつもは入ったことのない東武乗馬クラブ&クレインに続く道だが、桜に誘われて・・・・。
馬の上から花見を楽しむという、なんとも贅沢で優雅なクラブ員の姿も。
|
03月03日 |
ウとアオサギの川中会議 宮代町の散歩道
|
宮代町の川でウとアオサギが井戸端会議ならぬ、川中会議を行っていた。
ウが「アオサギさん、スタイル良いね。でも、突っ立てばかりじゃ腹はふくらまないよ」
「餌の獲り方を教えてあげるから、よく見てな」。
「それにはおよびません」とアオサギ。
「まあ、まあ、見てな」とウ。
「どうだい、獲れたどろう」とウ。
「小さい餌ですね」とアオサギ。
「そんなに言うなら、獲ってみな」とウ。
「今はお腹がすいていないので・・・」とアオサギ。
「ふん」とウが言って、川中会議は終わった。
|
03月02日 |
とっておきの芸(?) キセキレイ 宮代町の散歩道
|
久しぶりの出会いです。
セグロセキレイに追い回されながらも、必死に餌を探していました。
そこに、カメラを持った私。
「いい加減、ゆっくり食べさせてくれよ」という表情も・・・。
久しぶりの出会いなので、「そこをなんとか」とお願い。
「じゃ、とっておきの芸を見せるから。手早く済ませてくれよ」と・・・、言ったかどうかは定かでない。
頭を回して、魚面鳥。
「これでおしまい」、アッカンベー。
愉快なキセキレイであった。
|
03月01日 |
寒い風なんて、春だもん ヤハズエンドウ 宮代町の散歩道
|
今年は、家庭菜園のキヌサヤエンドウがちと心配である。
暖冬の影響で伸びすぎたキヌサヤが突然の寒気の襲来に悲鳴を上げているのである。
だが、散歩していると、元気な野のエンドウが・。
「寒さなんて」「冷たい風なんて」と、咲き始めたようである。
ヤハズエンドウ、というよりカラスノエンドウといった方が通りがよい。
暖かい陽を受けて、咲き誇り、その花茎には早くも、アブラムシたちが群がり始めている。
まさに、春の光景。
まてよ、よく見ると、咲いているところは周りを低木に囲われた寒風が当たりにくい場所。
どこにでも要領・運のいい奴は存在するものだ。
|